「あ、」

何か、この間何か「彼女ができない奴にありがちな事」とかいう記事を見ていてですね。


「レジとかで、話す前に「あ、」を付ける」

っていうのがあったんですよ。


いや、モロ俺やん!!!、と。
意識しても、意識しなくても思わず


「あ、箸付けてください」

「あ、袋入れなくていいです」

「あ、ストローいらないです」


とか言ってしまうんですよね。



しかし、レジをしている側として最近それをバイト先であまり聞く事がないなぁ〜と思いまして。


自分のバイト先は銀座の近くの汐留に位置する本屋なのですが。


偏見じゃないですけど、やはりレジを受けていてこれまでのバイトで接客してきたお客さんと違うな、というのは感じますね。

いい意味でも、悪い意味でも、落ち着いている人が多いかな。クレジットや電子マネーを差し出して「これで」の一言で終わる感じがあります。
その一言が終わると、ひじをつき始めたり台を指で気短げにコツコツしたり。

多分、「本屋店員」というものに対して見下した視線で、機械的に接してきている。それは自分が今までずっといくつかのコンビニのレジやっていても時々はありましたが、こんな毎日感じたりはしなかった。



まぁ、そういう人が多いというのは店も了解済みであって、そこを考慮した上での接客というのを心がけるらしいですが、


言ってみれば機械と人間の中間ですよね。この接客って。


金あってクレジットある人はアマゾンの翌日便でも頼めばそれで本屋なんて当分行かなくていいし。
勝間和代さんも本の購入はほとんどネット書店らしいですね。



この接客をする店側も、お客さん側も、否定する気はありません。元々、レジ店員の位置づけがそんな高いわけでもないし、むしろ低い。


まぁ、何が言いたいかと言うと、こんな接客についてだの富裕層についての愚痴だの、そんな事はただの前書きで。



今日うちの近くの商店街で買い物してる時に、レジの女の子がやたら

「あ、お箸お付けしますね」

「あ、お値段違いましたすいません!」


で、自分も

「あ、お箸いいですよ」

「あ、その値段ですね」



っていう感じの空気が好きなんだな、って思う。

「あ、」っていう思わず出る言葉って

「すぐに何かしなきゃ!」

とか

「すぐに見つけなきゃ!」


とか相手に対する気遣いの表れなんだと思う。

そこで相手は、クレジットカード出して処理してもらうだけの機械だと思ってはいない。



と、こんな事言っておきながら、「あ、」なんて付けないでビシっと何言われても即座に答えられるようなしっかりした人になりたいっす。


まぁ、とりあえずコンビニの1円とかのお釣りを受け取る寸前に

「それ募金しておいてください」


って言葉が出る人がかっこよかったって元バイト仲間の女の子が言ってた。


そんなのいつも言えるか!!!