いいもの

良いものってなんだろう。
多くの人に使われているものだろうか。

その理論で行くと、世界一うまいラーメンはカップヌードルだ。


すっごく、最近控えようと考えているのが

「自分は見る目がある」とか

「趣味がいい」とか


考えてしまう事。



なぜ、それが悪いかは過信を控えると言う考えではなく


「見る目がある」 「違いが分かる」


って「考え自体」が安い考えじゃないんかって思うわけです。





東京に住み始めて4年間ね。

音楽の事に例えて話すと、東京は非常に恵まれた場所です(大体においてそうだけど)
渋谷のタワレコHMVに行けば大抵マイナーなアーティストだろうが、
海外のものだろうが手に入ってしまいます。

だからこそ、音楽に詳しい人はメジャーな音楽を見下す風潮があるのも少し現実。



いつかだったかな。
友達の行ったカラオケで、周りがヒップホップしか歌わなかったという話をしていて。

「なんだよ、それww」

とか思わず馬鹿にする笑い方をした所、
横にいた友人が


「いや、まぁ人それぞれ好みあるからさ。」

と一言で話の流れを遮ったのを聞いた時、


 「多くのジャンルの音楽に詳しいが、一部を見下す人」
より、「こいつのがかっけえなぁー」って思ってしまったわけですわ。


それだけ。


ってわけで群馬に帰る度、妹が
「お兄ちゃんはヒップホップの良さを分かってない」
と言ってくるのを少し我慢してみようと思うwww




話を 「音楽」→「おっぱい」に変えてもそうだ。
僕はパソコンの「漢フォルダ」を全く隠していない。
デスクトップから直で飛べるようになっている。


少し前、うちで新年会をやった。珍しく女性比率が高かった。てか男のドタキャンが酷い。



僕が外に1人で買い物に行き、戻ったあと。
「巨乳が好きか貧乳か好きか」
という話題になった。


むしろそんな狭いカテゴリで論じる部分に憤りを隠せないのだが、
とりあえず僕は

「巨乳」

と言ったわけだ。


すると女の後輩がぼそっと

「あんなの観てるん・・・

と呟きそうになったのを横の男が口を塞ぐのを俺は見逃さなかった。



だから僕はそんなスパンでおっぱいを論じるのは嫌いだ。




ということで、僕は音楽についてもおっぱいについても、
より見識を深めていこうと思う。


そんなに過剰に自分の好きな物を主張するのは、キリンの社員がキリンのビールを勧めるくらいで十分だ。