Stairway to Heaven

僕の大学生活4年間において五反田と並び大きなファクターを
占めていた駅、高田馬場に飲みに行ってきた。
ロータリーで待ち合わせていると、横にいた通りすがり韓国人留学生に
いきなりノリツッコミを振られる。 もちろん初対面である。


この無駄にフレンドリーな留学生が多いってのも高田馬場は面白い。
僕に会う度「デビルメイクライ」を貸してくれ!とひたすらせがんでくる
フィリピン人ジョディなどファンキーな人達が多かった。




待ち合わせがグダグダにグダって結局4人でHUBに行く事に。


「最近、わにはどうしてる?」
と、心の奥底に響く質問をされたので


「毎日24時前に寝て7時前に起きて、図書館に行ったりして一日に本3、4冊以上読んで
音楽聴いて映画を観たりする生活を3月頭からずっと続けてる」


と「海辺のカフカ」の主人公くらいにしか許されないような生活を吐露する。



すると大学院に進むらしい慶應ボーイHIROSHIが


「わにさん、分かります。俺もそんな生活送ってた時あります。

俺の場合、一日中やってた事は数学の問題解く事ですけど。」


そこではっちゅさん、


「わたし数学の楽しさとか一切分からないから理解できない。
数学の楽しさについて説明して。3分以内で」


めんどくせぇ無茶振り始まったー!!



「あのですね、説明すると僕らの日常にも数学っていっぱい使われてるんですよ!
虹ってあるじゃないですか。あれって光を雨の水滴がレンズとなって反射してるんですけど、
それを化学で説明するのに数学は絶対必要で、スペクトル分解という・・・・・・」


まさか俺も今日、
HUBでスペクトル分解について語ることになろうとは思わなかったよ。


話題はスペクトル分解からボランティアについての意義、日本人としての意識の持ち方について、日本語というもの有意性について、
阪神ファン広島ファンは素晴らしい、と多岐に渡り充実した飲みだった。

帰りにHIROSHIを我が家に泊めて、ストⅢでフルボッコにしたりとか。



他大学の知人も気付けば相当付き合いが長くなってしまったんだな、とこの日今更気付いた。
2年生の前期頃から他大学の様々な団体に顔を出し始めたので、うちのゼミ仲間と同じ位付き合いが長い事になる。
卒業した後も関係が続くだろうとは、その頃は全く思わなかったかもしれない。




あと、ウワサのアルコール度数68度カクテル「天国への階段」飲んでみた。
天国見えてました。一口飲ませてみた横の二人が。


確かに68度ってのは伊達じゃなく、強い酒を飲み慣れてない人が
度胸試しで飲むにはかなり危険だな、これは。
だが浮いている氷がただの氷ではなく甘味が付いた氷なのでこれを
口に含みながら飲んでいくと、めちゃくちゃおいしいんです。


少なくとも、スピリタスよりはずっと好き